今年度最後の校長講話がありました ~2月25日~

2015-03-03

DSC09312 3月になりました。6年生もあと数週間で卒業を迎えます。2月25日には、今年度最後の校長講話がありました。

はじめに、最近の児童の活躍ぶりを紹介しながら、学校目標の“やさし木、かしこ木、たくまし木” のやさし木に関わって次のようなお話がありました。 『やさし木、かしこ木、たくまし木の事で、2学期はやさし木の事を何度かお話したけれど、まずは自分のクラスのお友達の事を大切にして欲しいと思います。そこから始めないと、いくら他のことをしても意味がありません。自分の周りの友だちの事を大事にして、やさし木を育ててほしいと思います。やさしさというのは、黙っていたら伝わらない。伝えないとだめなのです。泣いている人がいたら声をかけてあげる、友だちがいけない事をしていたら注意してあげないといけません。でも、注意の仕方が悪いと喧嘩になってしまうから、注意の仕方はクラスの先生と話をしましょう。いくらその子の事を考えて言っているとしても、「やめろ!」とか、強い言葉で言えば喧嘩になっちゃうよね。だから、言い方も気をつけていかれると良いと思います。今年度も、もう少しで終わってしまうなので、やさし木の事を考えて生活していきましょう。』

続いて、木祖小学校の校歌についてのお話がありました。 『木祖小学校の校歌の事をみんなに知ってもらいたいと思ったので、校歌のお話しします。木祖小学校の校歌を、校長先生は大好きなんだけれど、みなさんはどうですか。好きですか。この前、50何歳かになる村の女の人とお話をしました。その人は木祖小を卒業してから、もう40年くらいになるのに、校歌を覚えていて、今も歌えるそうです。好きだから。校長先生はそのお話を聞いて、とても嬉しかったです。みんなも忘れないで欲しいですね。 校歌の歌詞を作った人を、知っている人はいますか。松井芒人先生といいます。松井先生は、明治28年(1895年)に、辰野町という所で生まれた先生です。伊那で小学校の先生とか、校長先生をやられていました。先生のお仕事をしながら、短歌や学校の校歌を沢山作りました。木祖小学校の校歌だけではなくて、小学校や中学校の校歌を23校くらい作りました。どの学校でも、今もその校歌が歌われています。』

松井先生の人柄紹介の後は、校歌の歌詞に込められた意味についての話があり、改めて校歌について考える良い機会となりました。終業式・卒業式に歌う時に活かされることでしょう。


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